世界の終わりに残す足跡
どんなに世界の終わりが叫ばれても、全員が全員幸いな結末を辿るとは限らない。
生き残ってしまえば、復興のために必要に迫られて生きていくことになる。
凡庸な絶望によって希望が失われても、人生は物語ではないので続きがある。
まだ息があるなら、歩みを止めてはいけない。
「救いなどないと知りながら それでも刻んでゆく足跡」っつーハナシ。詳しくはReona『Untitled world』を聴くといい。
アークナイツとは、「何があっても歩みを止めない物語」だ。どんなに苦しくても、息をしているのであれば歩みを止めない。単純なルールだ。
だとしたら、苦しい時は「救いなどない」と気楽な絶望に身を任せて生き続けるだけ。
結構楽な生き方だが、これがなかなか共感されにくい。
とはいえ思ったこと
美容室で髪の毛を染めてる時に終末が来たら、お肌がピリピリのまま新しいフェーズに突入するのかなとは思った。
少なくとも謎のポンチョを被った状態で世界の終焉を実感するのは、どうにも格好はつけにくい。
終わらなかったので…
やっぱり人間は劇的な何かを求めている、と結論づけることはできる。
空想にふけるのは結構だが、それぞれの持ち場を離れるのは、得てして好まれない。
HAPPY酒会、酒HAPPY
互いに15分近く遅刻して合流。
とりあえず秋葉原の味坊で腹を満たすことにした。
何故かランチタイムの範疇だったので、ランチを頼みつつも酒が安いことに気づく。

指でつまめるサイズのグラスが3杯。白酒と言うなのアルコールの塊をランチのチャーハンで胃に流し込んだ。
いずれも味は良かった。焼酎に似た芳醇さがあるが、度がキツい。
60%の酒、というと弱めのアブサンか。あれは香草が苦手だったのでそもそも飲めたものではなかった。
中国の酒というと紹興酒(カビだかで発酵させていたかな)だが、こちらはクセがなく飲みやすい。
いずれにせよ酔っ払った。
ないものを探し、買えないものをねだる
SIGMAのIシリーズの65mmを探していた。
どこの中古屋に行ってもLマウントレンズは少ない。
今はDNの刻印を消す作業で市場に出回っていないIシリーズ。
SIGMAのBFが欲しかった。
38万5千円でも、あらゆる手段を用いてもほしい。
fpLを手に入れたことに後悔は無いが、BFも手に入れたい事に嘘はない。
爾後ジャズへ
ニコチン接種カフェでソファに座りながら、色々話をした。
こっちの部署が回らなくなっているとか、あっちの会社の福利厚生がしょっぱくなっている話とか、色々。
欲しかったものから欲しいものへ
デジタルサックスが欲しかった。
生活に困っていたために忘れていたが、やはり私がジャズへ抱く感情を惹起させられると、どうしたって欲しくなる。
デジタルサックス、6万するんだよな…
アナログゲームで定石を見出す
カフェに立体四目並べがあった。あったのは知っていし、ルールもガワから推測できるが、やる機会はなかった。
おもむろに二人で始めた。
そもそも定石があるのかは分からないが、とりあえず隅に置いた。
相手も対角上に置く。余った隅に置く。相手も置く。
ここの4手はおそらくオープニングとしては適切だろう。
さてそこからだが、なんやかんやあって私が勝利した。
大事なのは「リーチをかけて強制的に石を置かせる」の対応だと分かる。
リーチと言っても2つある。
- 強制的なリーチ(該当の位置に石を置かないと負ける)
- 強制的でないリーチ(該当の位置にはまだ石は置けない状態)
強制的なリーチを作っていき、イニシアチブを握り、なんやかんやで二個のリーチを作って詰ます、という勝ち方だ。
再戦時は変わらず、リーチがかかっていたら宣言して、定石・次置くべき位置・張っている箇所を確認しつつ配置した。
オープニングは変わらず四隅から始めた。そしていきなりリーチを始められることに気づき、強制的なリーチを仕掛けた。
そこから勘を掴んで、なんやかんやあって、勝ち確を見つけたので相手をサレンダーさせた。
初戦とくらべるとかなりあっけなく終わった。

しかる後に調べたらすでに見つけている人がいた。
し、AI作ってる人もいた。
必勝形が2つしか無いこと、大事なのは角(外側の4x4x4の点8個)よりも核(中心の2x2x2の8個)であることらしい。
必勝形については、初戦は見つけている人の言う「逆ミッキー」、次戦は「カタカナの”フ”」だった。
調べていくと、戦略を考えることが可能な先手が結構有利らしいが、しかし思考負荷を考えるとカジュアルであればどちらでも大丈夫だろう。
あとは「心理戦」もあった。初めてやるゲームである都合、イニシアチブを握っているっぽい事を喋ると、相手は防戦に回ろうと考える。
特に含意なくダーティな戦法を始めてしまったので後悔しているが、しかし実際有効だった。
吸ったシーシャ
グァバ系のプリセット、パンラズナ+ローズ+ココナッツの2台で吸った。
パンラズナには重たい煙が似合っているが、ローズとなるとボディがペラペラになってしまった。
各々の道へ
夜も遅くなっており、楽器屋は閉まっていた。
雨がこれから強くなりそうな気配はあったが、ポツポツ降りのままだった。
ただ、燻りだけが残ったまま、帰路についた。