デジタルデトックスをしなさい
誰かに命じられたわけでもないのに、なんかしなきゃなと思う。
本当は意味ないらしいけど、しなきゃな〜と思いつつ、『Revolution Idle』をインストールした。
放置ゲーのひとつで、その間は画面に放置ゲーが出張っているため、他は何もできないのが良かった。
疑似デジタルデトックスだと思い、片っ端からソシャゲのデイリーを消化していたのをやめ、催眠アプリみたいな画面で数字(今はその数字の桁数になるが…)を増やしまくっていた。
すこぶる調子が良くなった気がして、変な買い物もしなくなった気がする。
退屈だが経済的に好ましいデトックス生活、しかし長くは続かなかった。
放置に飽きて、刺激を求める
放置ゲー、ゲーム性としては単純なためいつかは退屈になるラインがある。
逆にゲームらしさを帯びている段階ではずっとやってしまうため、ある意味では忙しなかった。
エタニティチャレンジを16個クリアしたところで、いきなり行き詰まった。
一週間チャレンジし続けていても17個目がクリアできない。
通勤の行き帰りでほぼ変わらない数字を眺めているのは、退屈だった。
退屈なゲームほど存在意義の無いものはない。こうして私はRevolution Idleへの飽きが始まった。
端末を左にスワイプして見れるGoogleのニュースを見たり、Twitterで誰がどうしたとかいうくだらない物を眺める日々に戻った。
インテリぶる阿呆になるまで
YouTubeで積読チャンネルを見るようになった。オモコロチャンネルは動きが大きく不向きだが、匿名ラジオやニュースオモコロウォッチはレコードが擦り切れるほど見た。
積読チャンネルは、堀元氏関連のYouTubeで、かのバリューブックスが運営していると知る。
なまじ知見がある都合、紹介されている本を読まなくても読んだ気がするので本当に良くない気がする。
が、見る。退屈な日常を壊してくれるので。
そうしていると、本に対する罪悪感が湧いてきて、また運営が書店であるので、ほだされてしまうのだ。
『恥と運命の倫理学』はバリューブックスで買った。物理媒体なんて今日日流行らんというのに…。学術書のために絶対積むなと思いつつも、ほだされて買った。
その後悔を元に、『ネット怪談の民俗学』はKindleで買った。バリューブックスにとっては明確な背信行為だろうな…
ついでに『忍者と殺し屋のふたりぐらし』もKindleで買った。アニメを観たからね。仕方ないね。
本を買うと頭が良くなるのは粗方嘘だが、頭がよく見えるハリボテにはなる。
全部読めるといいなあ