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職が無くても日は続くDAY1
2025-11-04

無職になった#

紆余曲折あり、会社から離れた。同僚にも恵まれていたし、福利厚生も良かった。

人間性がカスだった私を3年間叩き直してくれたので、そこには最大の賛辞を送りたい。

本日は無職(本当は個人事業主だが)の平日初日だった。

実感が無い#

一番足りていないのは「職を離れた実感」だった。それは後になって嫌でも気付かされるので気にしてはいけない気がする。

ちょっと振り返ってみよう。

11/01 銚子旅行#

犬吠・日暮れ

所属サークルメンバーと銚子旅行をした。

本命は当面の見通しを立てるため。昼にたくさん海を見て、夜にみっちり話し合った。実りは多く、そして良い写真も撮れた。

水たまり

宿があると良いものだ。

犬吠は夜通し写真を撮る修練の場所だと思っていたが、案外食事処もあるし、泊まりに行くのも大いにアリだった。

11/02 帰って横になる#

銚子漁港の食事処でお昼を食べ、帰路についた。

食事処は2時間待ちで、その間「コーエーテクモはライザカートを出したらいい」とか「ランニングシミュレーションや駅伝ゲームが無いのは何故か」を話し合っていた。

鈍行で成田経由。3時間弱の移動。家に着いたらヘロヘロだ。

AIに駅伝ゲームの話をしてあげたら、「ランニング用音声ガイドアプリ」の案をひらめいた。

友人に使わなくなったDACを譲り、夜になったらそのまま寝た。

11/03 文化の日らしい話#

前半・SIGMA機だらけの写真展#

10p10fp展(写真展)が今年も開催されたので、行った。

サイト→ https://10p10fp10.studio.site/

いずれも良い写真・良い展示だったことは断じておく。

カメラが好きなのは大いに結構なことだが、意味深な詩とともに意味深な写真を乗せる人は好きではない。

それは私にWebnokusoyaroの血が流れているからだ。曖昧な主張をする趣味はない。

だからか、ツイッターでカメラマンの「それっぽい」だけのツイートを見ると苦々しい気持ちになってしまう。

撮影技術はしっかりしているようなのに、その短文だけで何が削がれてしまうかを考える力は無いのだろうか。

好みの問題かもしれない。

作品の撮影者とSIGMAの話で盛り上がり(作品の話をしなさいよ)、カラーモードはどれがどうだとか色々話した。

カラーモード遊び

作品よりも「作者が何故・何によってこれを残したか」が気になってしまう性で、過去持っていた機材とか、どういう撮影の趣味をしているのかをお聞きした。

色々感銘を受け、帰りに魚眼レンズを買うことにした。

後半・音声編集の話#

今日の本命はこっちだった。

高校を同じくする人(一応後輩にあたる)が同じく音声をやっている。

マネジメント側の人なので、共通項はそこまで多くないが、「ビジネスでエロをやってるフニャチン共」の悪口はいっぱいできた。

AIイラストの台頭とそれによる「スモールビジネス」、なぜ販売されているAIイラストに『ToLoveる』作品が多いのか、など……。

時折上の空になりながら思ったこと#

空白を埋めて会話をするのが好きではなかった。

どちらかと言うと沈黙して頷き合うのが好きだ。それによって感情を言語化する機会損失がたくさんあったわけだが。

人と会って話をするとき、私は常に聞き手だった気がする。

瞬発力にも長けておらず、文字の存在は私にとって利となるところが多かった。

思考は鈍重で、加えて凝り固まっているが、文章であれば当意即妙な言説に見える。

話を戻そう#

つまり私はリアルタイムでの話をするのに苦手意識があった。

常に「なにか飛躍しているな」とか「レールから外れているな」とか思いながら話をしている。

聞き手によっては「こいつと話すと退屈だ」と思われている気がする。そこに怯えは無いのだが、なにか不安だ。

メンエスと嬢の話#

風俗に行ってみたい、と言ってみた。唐突に。年上の単身者が、年下の妻帯者に。

エロに一家言ある人間は、やはり食いつきが良い。行ったこと無いらしいが、食いつきは良かった。

結局「レンズを買うか嬢を買うか」を天秤に載せたら、レンズが勝ったのでサロンにはいかなかった。

後日色々やるからよろしく、と別れ、魚眼レンズを買ってお家に帰った。

11/04 無職初日と魚眼とフィギュア#

時間通りに目覚めて、「仕事がない」と気付いた。

ランナーズハイ目的のウォーキング(最近はジョギングになりつつある)を済ませ、シャワーを浴びて音声編集をする。

50分やって、「なんか足んねえよなぁ」と思って、昨日買った魚眼を持って秋葉原に行った。

魚眼で秋葉原撮った

カラーモードのせいかレンズのコントラストの特性か、空の色がやや緑に寄っている感じがする。

適当に歩いて、買い物(ウイのフィギュア)を済ませて帰った。

ウイ

水着を侍らせる趣味はないので通常衣装のほうが良かったなと困っていたが、買ってみたらなかなか良いものだった。

インドア派らしい色白が眩しいね。

ブルアカ、距離が近くてグイグイ来る生徒さんが多くて困る。最近はテコ入れのようにエロ生徒が参加しているために、ウイのような奥ゆかしい生徒が割を食っている。かわいそうだ。

決意新たに…#

さて、無職に必要なものは「メリハリ」だ。

明日からはちゃんと時間を区切って生活をしてやろう。